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洗い米とは?やり方や保存方法を解説【時短でおいしく炊けるお米】

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洗い米』をご存知でしょうか?

洗い米とは、簡単に言うとお米を研いだらザルに上げて数分放置してから炊くという炊き方で、米を清潔においしく炊きあげる方法のひとつです。

 

この記事では、

  • 洗い米について
  • 洗い米のやり方
  • 洗い米の保存方法

について解説しています。

洗い米とは?おいしいお米の炊き方

『洗い米』とは料理研究家の土井善晴先生によるおいしいお米の炊き方です。

簡単に言うと、お米を研いだらザルに上げて数分放置してから炊くという炊き方です。

 

土井善晴先生による洗い米はこんな感じです。

  • お米を水につけない(洗った米を浸水させておくと雑菌が繁殖する)
  • 洗い米は雑菌の繁殖を防げる
  • 洗ったらザルに数分あげておいた米の方がおいしい

 

この洗い米は土鍋で炊くとさらに美味しくなるけど、炊飯器でも全然OKです。

チエミ
お米が水を十分に吸ってるから早炊きで炊ける!

例えば忙しい朝は、前の日に洗い米を用意しといて朝早炊きでおいしいご飯が炊けるという時短テクにも使えるんですよ。

 

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洗い米のやり方手順

▼動画で解説してます

 

洗い米のやり方を説明します。

  1. ボウルとザルを重ねてザルに米を入れる
  2. 水を入れてさっとかき混ぜ水を捨てる→ザルの中の米を研ぐ
  3. 水を入れながら洗う→水を捨てる
  4. 3を数回繰り返す(目安は水が濁らなくなるまで)
  5. 米の水気を切りザルの真ん中を少しあけドーナッツ状にする(水が下に流れていくように)
  6. 数分放置(30~40分)※保存するなら放置しないで水を切ってビニール袋に入れて冷蔵庫へ
  7. 放置後の米の分量と同量の水で炊く(米が吸水してるから早炊きOK)

 

step
1
ボウルとザルを重ねてザルに米を入れる

ボウルとザルを用意し、ザルに米を炊きたい分入れます。

普段、炊飯器で米を研いでる人も多いかと思いますが(私もです笑)、洗い米はボウルとザルで洗うとやりやすいです。

 

step
2
水を入れてさっとかき混ぜ水を捨てる→ザルの中の米を研ぐ

最初に水を一気に入れ米に水を含ませます

水を入れたらさっとかき混ぜて水を捨てます

水を捨てたらシャリシャリと米を洗います。

洗う回数の目安はお米を触る感覚が変わるまで(米を洗うと米ぬかが落ちるから触る感覚が変わってくる)

 

step
3
水を入れながら洗う→水を捨てる

研いでる洗い米

水を入れながら米を洗います

これを数回繰り返します。

目安は研いだ水が濁らなくなるまで(動画では6回洗ってました)

 

土井善晴先生は動画で水が濁らなくるほど洗えば米は美味しくなると言ってます。

「米を研ぎすぐると栄養がなくなるのでは?」と思うけど、現代は米からそんなに栄養を取らなくてもいいとのこと(確かにそうですね)

 

step
4
米の水気を切りザルの真ん中を少しあけドーナッツ状にする

真ん中をドーナツ状に開けた洗い米

洗った米の水気をしっかり切ったら指でザルの真ん中を少しあけドーナッツ状にします。

穴を開けるのは水を下に流すため。

 

チエミ
あとは30分~40分置いて炊くだけだけどすぐ炊かないならここで保存します

洗い米保存の仕方

  • 洗った米をザルでしっかり水気を切ってビニール袋に入れる
  • 空気を抜いて結ぶ
  • 冷蔵庫で保存する(2日はOK、常温保存は袋の中で雑菌が繁殖するからNG→くさい米になる)

ビニール袋で保存してる洗い米

 

洗い米はビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しておくと数時間で少し量が多くなったように見えます。

これは袋の中で米が水を吸って大きくなって洗い米になってるという証拠です。

だから、あとは使いたい時に袋から開けて炊飯器に水と一緒に入れすぐ炊けばOK!

 

step
5
数分放置(30分~40分)

ラップをしてる洗い米

洗ってしっかり水を切ったら30分~40分放置します。

この時、米の乾燥を防ぐためにラップをするか濡れ布巾をかぶせましょう。

時間をおく理由は、米の周りに付いてる水を米に吸水させるため

 

米が吸水することで米1粒1粒がふっくら大きくなります。

この水を吸ったお米の状態が『洗い米』になります。

時間を置いた後の米は水を十分に吸ってるからこんな感じで見た目が白くなります↓

白くなった洗い米

 

step
6
放置後の米の分量と同量の水で炊く(米が吸水してるから早炊きOK)

30分~40分放置したら炊飯器や土鍋で炊きます。

放置後の米(洗い米)の分量を計り同じ量の水を入れて炊きます。

 

というのも、放置後の米(洗い米)は水を吸ってるから研ぐ前の分量より少し増えてます

研ぐ前の分量に合わせて水を入れると水分の多い炊き上がりになるから、放置後の米(洗い米)と同じ量の水がちょうどいいです。

  • (例)洗う前の米量は2カップ→洗い米になったら2カップ半だった→入れる水は2カップ半
  • 分量を計るのはなんでもOK(洗い米が茶碗2杯分だったら水も茶碗2杯分入れる)

 

洗い米と同じ量の水を炊飯器に入れた時の見た目は、米が少し浸るくらいの割合です。

チエミ
洗い米はお米が十分に水を吸ってるから、土鍋で炊くならいつもより短時間でOK!炊飯器なら早炊きモードでOK!

 

玄米で洗い米をやる場合は一晩吸水させてから

玄米の場合は吸水に時間がかかるから一晩水につけてから洗い米にします。

  1. 洗う
  2. 水に浸したまま冷蔵庫で一晩吸水
  3. ザルで洗い米にする
  4. 保存するならポリ袋で冷蔵庫へ

 

 

洗い米の保存方法・保存容器はビニール袋が一番だけど密閉容器でも可能

洗い米を保存する時は、土井善晴先生が言ってるビニール袋での保存が一番いいです。

ビニール袋だと酸化も乾燥も防ぎやすいから。

 

ビニール袋がない場合は密閉容器でも保存できます。

ただ、洗い米は保存してる最中に米が水を吸って大きくるから、容器に入れる時はキツキツにならないようにゆとりを作って入れたほうがいいです。

チエミ
その点も含めて一番いいのはビニール袋に入れての保存です

 

個人的にはジップロックもよさそうだけど使い捨てするならビニール袋のほうが経済的ですね(笑)

 

あと、洗い米を保存する時は常温保存はやめましょう。

常温で保存するとビニール袋や容器の中で雑菌が繁殖して臭い米になるとのこと!

必ず冷蔵庫で保存しましょう。

保存期間は2日が目安です。

 

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【まとめ】洗い米は忙しい時にも時短で炊けるお米

洗い米の作り方についてでした。

洗い米はもう洗ってるお米だから、時間がない朝や忙しい時のご飯に便利です。

 

私は冬の朝なんか水冷たいしご飯炊きたくないんだけど(笑)洗い米が冷蔵庫にあればあとは炊飯器に水と入れて炊くだけだからそういった面でもうれしいです。

洗い米を知ってからは、炊飯器に水に浸した米を入れとくのはやっぱ汚いんだなーと思ってやらなくなりました(笑)

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