ピッタマスクなどウレタン素材のマスクは洗って繰り返し使えるメリットがあるし、色のデザインも豊富です。
でも、白色は『口元が透けて見える』という付けてみなきゃわからない残念ポイントもあります(^_^;)
この記事では、そんなウレタン素材のマスクの白をつけた時に口元が透けないようにする対策をまとめました。
【対策1】内側にティッシュやガーゼを敷く
一番お金がかからず手っ取り早くできる方法です。
ピッタマスクなどウレタンマスクの内側に収まるようにティッシュやガーゼを敷きます。
▼ティッシュやガーゼを敷くメリット・デメリット
メリット
- 安上がりですぐ出来る
- マスクの内側が汚れにくい(女性はファンデーションがつきにくいので嬉しい)
- 汚れてもすぐ交換できる
デメリット
- 口元が厚くなる分少し息苦しさもある
- ずれてはみ出ることも
【対策2】内側にマスク用のフィルターを敷く
ティッシュやガーゼと同じくマスクの内側に敷く作戦です。
マスク用のフィルターはマスクの内側に敷く用に作られてるので、ウイルスのブロックや呼吸のしやすさなど機能面が考えられて作られてます。
▼マスク用のフィルターを敷くメリット・デメリット
メリット
- マスク用に作られてるのでティッシュやガーゼよりも機能面(ウイルスのブロック)がよい
- 呼吸面に配慮して作られてるものもある(呼吸しやすい)
- マスクの内側が汚れにくい
- 汚れてもすぐ交換できる
デメリット
- ティッシュやガーゼより高い
▼肌荒れが気になる人は
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▼機能重視の人は
【対策3】外側用のマスクとして使う(二重マスク)
ピッタマスクなどウレタンマスクを単体で使うのではなく、マスクを二重にして使う時に外側用のマスクとして使う対策です。
- 外側:ウレタンマスク
- 内側:不織布マスク
という感じで二重につけて、外側の洗えるウレタンマスクだけ洗って使う方法もあります。
▼外側用のマスクとして使うメリット・デメリット
メリット
- マスクを二重にすることで透けも防げて衛生面の防御力も上がる
- 気持ち的に安心感がある
デメリット
- 息苦しい、暑い(とくに夏は熱中症に注意)
追記:二重マスクは感染対策の効果倍増とのこと
不織布マスク(サージカルマスク)の上に布マスクを着ける二重マスクが飛沫対策にけっこう効果があるという研究結果が米国疫病対策センター(CDC)から2/10に出ました。
上:布マスク
下:不織布マスク
で二重にマスクをすると、不織布マスクの時だけにできる横の隙間を上の布マスクがカバーしてくれるので、飛沫を飛ばすのにも吸うのにもガード力が上がるようです。
【まとめ】ピッタマスクなどウレタンマスクの透けが気になるなら白より黒
私はコロナが流行る前は、ピッタマスクは色物つけるの恥ずかしいから無難に白派だったんですが、白は口元が透けちゃうし、使ってるうちに黄ばんでくるデメリットがありました。
色がついてるマスクって目立つしちょっと恥ずかしいって思ってたけど、今や普通の光景になってますよね…
ピッタマスクなどウレタンマスクの白は口元が透けやすいので、黒や柄物を選ぶ方が透けを気にせず使えます。
グレーとか濃い緑とかもあるけど、そういった微妙に濃い色は今度は口から出る吐息で口元だけが濡れて濃くなる現象も起きます。
だから、ウレタン素材のマスクを使うなら黒や柄物がいろいろ気にせず使いやすいんじゃないかなーと思ってます。
▼黒いウレタンマスク
追記:飛沫を抑えるのは不織布>布>ウレタン
スーパーコンピューター「富岳」を使った研究によって、マスクの種類によって飛沫をどのぐらい防げるのかがわかりました。
参考:マスクの選び方は? ウレタンは性能劣る【素材別の比較結果】
自分から出る飛沫・吸う飛沫とも一番少ないのは不織布マスクです。吐き出し分は8割抑制。
次いで、
布マスク>ウレタンマスク>フェイスシールド
となります。
ウレタンマスクは息が吸いやすくマスクも曇りにくいよい面があるけど、飛沫で考えると結構吐いたり吸ったりしてることになります。
一方、不織布マスクは息が吸いにくいから防御率も高いわけですね。
ちなみに、自分がこれまで使ったマスクで一番息苦しかった(=高機能)のは、無印良品の使い捨て不織布マスクです。
5枚か3枚くらい入って200円くらいのやつ。
ということで、ウレタンマスクは見た目がオシャレだけど口元が透けやすいのでやだなーって人は防御面でも不織布マスクの方がおすすめです。
ただ、息苦しいと気持ち悪くなることもあるからマスクは自分の体調に合わせて使いましょう。