衣替えや服の整理をしていたときに衣装ケースやプラスチックケースを開けると白い粉が出てきたことありませんか?
「よく見るとケースの周りに白い粉がいっぱい!」
なんてことも…
その粉を見ると、
「なにこれカビ!?」
「虫食い?」
「衣装ケースが削れてる!?」
などなど思いますが、この白い粉の正体は防虫剤が再結晶したことによって出来たものなんです。
この記事では衣装ケースにできる白い粉の原因や白い粉の掃除方法を紹介します。
白い粉の正体は防虫剤が再結晶したもの
あの飴みたいな防虫剤ってだんだん小さくなって中身がなくなりますよね?
防虫剤は気体になってなくるのですが、気体になった防虫剤が再結晶したものがあの白い粉の正体なんです。
白い粉は保管している防虫剤から出てくることもあります。
私も衣替えで服の整理をしようと衣装ケースをひっぱり開けたら中に白い粉が発生していました!!(・・;)
ケースを全部出して衣装ケースの骨組みを拭き掃除してた時に白い粉があることに気づきました。
なんか前々から「服に白い粉がついてるな~」とは思ってたんですが衣装ケースを買ってから初めて拭き掃除したこの時に服についてる白い粉の出所が判明しました(笑)
最初は、
「ウゲ!?なにこれ白いカビ…?」
と思ったんですが、調べてみると防虫剤の成分だとわかり少し安心( ´▽`)ほっ
白い粉ができる原因は防虫剤の入れすぎ
防虫剤は毎回使えば白い粉が発生するわけではなく、タンスや衣装ケースなどに入れすぎると出来やすいです。
なので、白い粉が衣装ケースやタンスから出てくる人は防虫剤の使いすぎが考えられます。
「あ(⌒-⌒; )確かにけっこう防虫剤入れた覚えある~」
と私は心当たりがありました(笑)
防虫剤って「服を虫に食われたくない!」と思うとつい入れすぎちゃうんですよね…
他には、昼と夜の温度差があると白い粉が出来るとも言われています。
冬なんか出来やすい環境ですね。
【目安】防虫剤はどのくらい入れればいいのか?
防虫剤は、
- 入れすぎだと白い粉ができる
- 少なすぎだと効果を発揮しない
なので、パッケージに記載されている量を入れるようにしましょう。
↓ツルハで買った防虫剤「パラポン」のパッケージ
衣装ケースならひとケース3~7包が目安量になります。
また、防虫剤には4つの種類があります。
- パラジクロルべンゼン製剤:即効性あり・特有のニオイあり・使用量が多いと白い粉ができやすい
- ナフタリン製剤:長期保存向けなので人形用に使われる・特有のニオイあり
- しょうのう製剤:主に和服用に使われる・さわやかなニオイ
- ピレスロイド系製剤:主流タイプ・長持ち・特有のニオイなし・他防虫剤と併用OK
白い粉が出来やすいのは「パラジクロルべンゼン製剤」になります。
確かに私がツルハで買って入れすぎた防虫剤「パラポン」もパラジクロルべンゼン製剤とパッケージに書かれていました(*_*)
防虫剤は組み合わせて使うと防虫剤が溶けて油状のシミができることがあります。
ピレスロイド系製剤は他の防虫剤と併用しても大丈夫ですが、
- パラジクロルべンゼン製剤
- ナフタリン製剤
- しょうのう製剤
の3種類は併用しないようにしましょう。
製剤名はパッケージに書かれているので使うときは確認しましょう。
衣装ケースの中にある白い粉の掃除方法
私は衣装ケースについていた白い粉を以下の手順で掃除しました。
- 掃除機(ハンドクリーナー)で吸う
- ウェットティッシュでふき取る
そのまま濡れタオルやウェットティッシュでふき取ってもよかったけど、白い粉がけっこうあったので最初に掃除機(愛用品のマキタのハンドクリーナー)で吸い取りました。
外で掃除できるならそのままほうきやブラシで掃き落としてもいいですね。
天気のいい日にやったのできれいになって気持ちよかったです(^_^)
白い粉がついた服は洗ったほうがいい?
白い粉が服についてもシミになったりすることはないのでそんなに気にしなくても大丈夫です。
白い粉は防虫剤の成分が再結晶したものなので体や服に害はありませんが、気になる人は軽く払って洗濯をしてから着ればOK!
【まとめ】白い粉を発生させないためには防虫剤を入れすぎないこと!
衣装ケース、タンス、プラスチックケースなどの衣類収納ケースから白い粉が出てくる場合は防虫剤の入れすぎが考えられます。