年賀状は毎年12月15日~12月25日の期間内に出せば元旦に届くように配達されます。
しかし、うっかりこの期間より、
「早く出してしまった!」
という方も何人かいるのではないでしょうか?
年賀状を指定の期間より早く出してしまった場合はどうなるんでしょう?(>_<)
- 年内に早く着いてしまうのかな?
- それともちゃんとお正月に届くの!?
日本郵政に「年賀状を期間より早く出してしまっても元旦に届くのか?」の疑問をお問い合わせで聞いてみました。
年賀状を早く出してしまったら年内に届く(通常のハガキ扱い)
年賀状を早く出してしまうと、
「その郵便局によるが、通常のハガキ扱いとなり年内に届いてしまう」
とのことでした。
年賀状が元旦に届く期間は12月15日~12月25日の間ですが、例えば日付を間違えて12月5日に出してしまったら普通郵便扱いとされてしまうということですね。
もうちょい早まってしまって11月中に出しても年内に届いてしまうということになります(^_^;)
しかし、ネット上には、
との声が多く見られます。
年賀状受付の12月15日~12月25日の期間前に、ポストの郵便物に年賀状が紛れ込んでたら、
- 郵便局員が気を利かせて保管しておく
- 束で輪ゴムで止めて出した場合は量が多く分かりやすいから郵便局側が年賀状として保管しておく
- 仕分けの時に気づかなかったらそのまま配達されてしまう
- 「年賀」と書かれていれば年賀状扱いで元旦に配達する
- 「年賀」と書かれていなければ普通郵便扱いで配達される
などなど、ネット上で調べてみるといろんな声が見受けられました。
私は、お問い合わせで「その郵便局によるが」との答えをいただいたのですが、上記のような郵便局によっては保管しててくれるところもあるという背景があって、郵便局によりけりなのかな~と思いました。
基本的には早く出してしまったら通常の郵便物扱いにされて年内に届いてしまうけど、郵便局によっては年賀状の仕分け期間まで保管しといてあげる場所もある、という感じになります。
年賀状を早く出しすぎたら返却される?追加料金とかかかる?
「早く出してしまった年賀状って追加料金とかかかるのかな?」
「返却されて戻ってくるのかな?」
と思う方もいるかと思いますが、基本的に早まって出した年賀状は、
- 返却なし
- 追加料金なし
だそうです。
本来なら年賀状の期間よりも早く出されたものは「何円足りません」という料金不足の対象なのかもしれないけれど、戻す配達をする郵便局員も大変だろうし、また出さなきゃない側もなんか億劫だし…
でこの辺は郵便局のサービス的な部分なのかな~とか思いました。
この時期は年賀状の仕分けや配達のバイトを大量募集する時期でもありますしね…(^_^;)
年賀状を早く出しすぎた時の対処法!『取り戻し請求』をすれば戻ってくる
友達や親戚など、
「年賀状早く出しすぎちゃって年内に届くかも~!ごめ~ん!(笑)」
とか言える間柄なら早く出してしまってもいいかもしれません。
が!!例えば、
- 内定が決まってる就職先
- 仕事の取引先
- 仕事の上司や社長
など、目上の方やこれから関わる上での挨拶を兼ねての年賀状だと、年内に受け取った人によっては「なんだ?」と思う方もいるかもしれないので、早く出してしまった場合どうにかしたいという方もいるでしょう。
戻し請求とは?やり方
『取り戻し請求』とは、ポストや窓口から出した郵便物を相手に配達せず自分に戻ってくるようにするための請求です。
※取り戻し請求ができるのは郵便物の配達前に限ります。
郵便物の配達前であれば、お近くの集配郵便局または取扱局で取戻し請求を行っていただくことで、受取人様への配達を取りやめ、差出人様に郵便物をお返しすることが可能ですが、その場合でも、お申し込みにかかった料金をお返しすることはできません。
なお、取戻し請求を行う際は、本人確認資料をお持ちいただくほか、規定の料金(配達郵便局に請求の場合410円、その他の郵便局に請求の場合570円)が必要となります。
取り戻し請求は郵便局の窓口で行います。
取り戻し請求に必要なもの
- 本人確認できるもの
- 手数料(410円か570円)
※手数料はその年賀状(郵便物)がどこまで配達されているかによって無料・410円・570円と変わってきます。
窓口で、
「年賀状を早く出してしまったので取り戻し請求をたい」
などと伝えて取り戻しの『請求書』をもらいましょう。
あとは指定箇所に記入して提出しましょう。
【まとめ】年賀状は早く出してしまったら年内に届く可能性も、配達前なら取り戻し請求すれば戻ってくる
以上、
- 年賀状を早く出してしまったらどうなるのか?
- 早く出してしまった時の対処法は?
についてでした!
年賀状が元旦に届く期間の12月15日~12月25日の前に出してしまうと普通郵便として年内に届いてしまうと思った方がいいでしょう。
早く出してしまっても、配達前の早い段階で気づけば取り戻し請求で戻してもらうこともできるので、早まってしまった方は参考にしてみてください。