- 買ったけど冷めた缶コーヒーを温め直したい
- 缶コーヒーを温めて来客に出したい
- 箱買いした缶コーヒーがある
などなど、
「缶コーヒーを温めて飲みたい」
という時の缶コーヒーの温め方を紹介します。
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【缶コーヒーの温め方1】やかんや鍋でお湯を沸かして1~2分湯煎
- やかんや鍋に水を入れてお湯を沸かします
- 火を止めて缶コーヒーごと入れます
- 1~2分湯煎したら温かくなります
↑こちらは湯たんぽ用にやかんで沸かしたお湯で缶コーヒーを湯煎してみました。
2分つけてたらアツアツに温まったので沸騰したお湯につけるなら1分くらいでもよいでしょう。
冷たかったのを温めたからか「べこ」っとちょっと音がしましたが、缶がヘコんだり破裂したりはなかったです。
ちなみに、この温めた缶コーヒーにはこのように注意書きがありました。
破裂するおそれがありますので、あたためる時は、缶のままストーブや直火等にかけないでください
缶コーヒーは温め方によっては爆発や破裂するおそれがあるので、
- ストーブの上で温めてるやかんや鍋に入れない
- 火にかけてる鍋ややかんに入れない(火を止めた状態で湯煎する)
という点に気をつけましょう!
【缶コーヒーの温め方2】容器に水を入れレンジでお湯を沸かしてその中に入れて湯煎
「ガス(火)はないけどレンジならある」
という場合もあるかと思います。
電子レンジしかない場合は、
- マグカップや何か容器に水を入れてレンジで温めてお湯を作る
- そのお湯に缶コーヒーを入れる
- 数分放置(湯煎)
で温まります。
↑マグカップの湯煎で温めてみました。
- レンジでマグカップに水を入れ3分加熱
- その後、缶コーヒーを入れて3~4分湯煎
とやってみたらほどよく温まりました。
今回は缶コーヒー1本が入るくらいの大きさのマグカップでやってみましたが、レンジでお湯が作れれば深めの容器でもOKです。
缶コーヒーをマグカップに移してレンジで温める時は突沸に注意!
「缶コーヒーをマグカップに移して温めて飲みたい」
という時は、レンジで温める時に起きる現象『突沸(とっぷつ)』に注意しましょう!
突沸とは、電子レンジで飲み物や汁物を加熱した時に沸騰により勢いよく飛び散ったりぶくぶくとあふれ出る現象です。
国民生活センターの動画には以下の様子が記録されています。
- コーヒーを1分20秒加熱したらレンジ内でバンッと飛び散ってる
- コーヒーを1分10秒加熱した後に砂糖(スティックシュガー)を入れたらあふれ出る
引用:国民生活センター
コーヒーは缶コーヒーだけじゃなく以下の種類もレンジで温めると突沸が起きやすいです。
- 紙パックのコーヒー
- 冷めたインスタントコーヒー
- ペットボトルのコーヒー
このような突沸はコーヒー以外にも、
- 豆乳
- 牛乳
- 味噌汁
- シチュー
- カレー
などの汁物をレンジで温めた時にも起きやすいです。
味噌汁なんかは電子レンジじゃなくてもガスコンロで火にかけた時にかきまぜないでそのまま温め続けるとバンっと爆発するように飛び散るので、液体を温める時は注意しましょう!
コーヒーをマグカップに移してレンジで温める時は
- あんまり温めすぎない
- 温めた後にすぐ砂糖やスプーンを入れない
などに気をつけましょう。
まとめ 缶コーヒーの温め方は湯煎がベスト
缶コーヒーは沸かしたお湯にさっとつけて温めるのがベストです。
沸騰したお湯なら1分湯煎すればけっこうアツアツに温まります。
行事や集まりで大人数に温め直して配る、など温める本数が多いなら大きい鍋にお湯を沸かしてさっと湯煎すればいいですね。
温めた缶コーヒーを会社や外出で外に持ち歩く時は保温用のボトルケースに入れれば暖かさが持続します。
保温用のボトルケースがない時は、缶コーヒーにアルミホイルを巻いてその上からタオルで包めば、ただ持ち歩くよりはまだ保温性はいいです。
【危険】ダメな缶コーヒーの温め方
- ストーブやガスコンロで火にかかっている鍋ややかんに入れて温める
- 缶ごと電子レンジで温める
- 缶ごと電気ポットに入れる